80年代の演歌歌手のデビュー曲
1980年代の演歌界は、坂本冬美さんや鳥羽一郎さんなど、後の大御所になる方たちがデビューした時代です。
今ではすっかり有名な人もたくさんいますが、デビュー曲を知らないという人も多いのでは?
今回はそんな80年代の演歌歌手のデビュー曲の特集です。
もくじ
80年代の演歌歌手のデビュー曲
恋の肥後つばき中村美津子
中村美津子は30歳を過ぎてから一念発起して浪曲師春野百合子に弟子入りし、自主活動の歌謡ショーで、作曲家である富田梓仁と出会ったことがきっかけとなり、1986年にこの曲でデビューを果たしました。
今でも地元である大阪では絶大な人気を誇っています。
娘よ芦屋雁之助
芦屋雁之助は喜劇俳優、演技派俳優として活躍した俳優で、「裸の大将放浪記」の山下清役としても知られています。
1984年にこの曲で歌手としてデビューしており、シングルは発売後100万枚を売り上げ、「第26回日本レコード大賞」では特別賞を受賞、同年の第35回NHK紅白歌合戦に初出場を果たしています。
津軽のじょっぱり石上久美子
石上久美子は北海道南富良野町出身の女性演歌歌手で、1986年にこの曲でデビューを果たしました。
民謡で鍛えた声と、独自の歌いまわしで注目を集め、昭和62年度の歌謡祭で新人賞を総なめにし、1987年には坂本冬美、島津亜矢とともに「はつらつ3人娘」結成しています。
ふりむけばヨコハママルシア
マルシアのデビューシングルとして1989年に発売されました。
神奈川県横浜市の港・船を題材にしたご当地ソングで、同年末の「第31回日本レコード大賞」では最優秀新人賞を獲得するなど、数々の新人賞を受賞しました。
また翌1990年末の「第41回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしています。
済州エア・ポート半田浩二
半田浩二はTBS「街かどテレビ11:00」に出演し、それが作詞家であり、作曲家でもある中山大三郎の目にとまり、同年より中山の内弟子となりました。
4年間の修行のあと、1988年にテイチクレコードからこの曲でデビューを果たしました。